ろど☆ろぐ

岡山のテーブルゲームサークル・ろーどないつの新しいブログ

ろーどないつのコンベンションについて

 宣伝相コボラーです。私はTRPGのコンベンションを主催して宣伝しているのですが、結局我々がいうコンベンションとは何なのか?ていう話が抜け落ちていると常々感じておりました。なので、こういう記事を書くことにしました。

 具体的にどういう雰囲気で遊んでいるのか、タイムスケジュールなどを書いていくので、参加の際に参考にして頂ければと思います。

 TRPG自体がどういうものかについては、まあここで説明するのも何なので外部のサイトを読む等して頂けると幸いです。

当日までにやること

 当日までにやることは、持ち物を用意することくらいです。時々「寝坊したので行けなかった」とか後で言う人がいますが、そういうことが無いようにして頂ければ大丈夫です。

必要な持ち物

  • 参加費(必須)
    参加費は季節や参加者の年齢によって変動しますが、必ず持ってきてください。小銭だと嬉しいです。
  • 筆記用具(必須)
    消して書き直せるもののほうが便利です。筆記用具を使わないことは多分ないので必要なのですが、もし忘れたとしても誰かが貸してくれると思います。
  • ごはん(必須)とおやつ(任意)
    昼食に食べるものは、必要です。昼食は他の参加者と車に乗り合わせて施設の外に食べに行く人もいるのですが、持ち込みのほうが楽だと思います。外出すると昼食の時間が長くかかりがちなので、最初は持ち込みの方が良いと思います。
    ついでに、ゲーム中にみんなで食べるおやつを用意しておくのも良いと思います。
  • サイコロ(任意)
    サイコロはGMや他の参加者が貸してくれるはずなので、持っていなくても大丈夫です。サイコロを持っている場合は、全部持ってきたら良いと思います。一度に大量に使用することもあるからです。
  • 駒になるもの(任意)
    セッション中に駒が必要になる場合があるので、サイコロ以外で駒になるようなものがあると便利かもしれません。セッションで使用する駒にするために、ガシャポンのフィギュアやアクリルスタンドを集めている人もいます。
  • ルールブック等、その他必要そうだと思ったもの(任意)
    コンベンションの参加にルールブックが必須でない理由は、主に当日どの卓に入れるかまだ決定していないためです。なので、プレイヤーはルールブックなしでも参加できることを前提としています。もちろん、持ってきても大丈夫です。
    自分が参加したいTRPG作品のルールブックを持っていけば、参加者とその話ができたり、次の例会とかでそのTRPGで遊べる確率が高まる場合があります。

9:00 スタッフが開場作業を始める

 9:30から開場の予定でも、準備は9:00くらいから始まる場合が多いです。この時間帯に来ると、来場者も机の移動とかを手伝う意志があるとみなされて動員される場合があるため、注意が必要でしょう。

9:30 開場

 スタッフ以外の参加者が入ってもいい時間になると、扉が開放されます。来場者は参加費を支払い、適当に席について開会の時間を待つようになります。

 参加者は、だいたいSNSのアカウント名で呼び合っている場合が多いです。本名を名乗る必要はないのですが、本名でも構いません。

 ゲームマスターGM)希望の人は、ホワイトボードに持ってきたTRPGの紹介を書き込みます。まだボードゲームの例会と分離していない頃の写真ですが、こんな感じになります。

2018年ごろのホワイトボード

10:00 開会式

 10時になると開会式が始まります。スタッフが開会の合図をした後、この日遊ぶTRPGを参加者が選ぶため、GM希望者は自分が持ってきたシナリオとシステムの紹介を参加者全員の前で行います。

 GM希望者の発表が終わったら、プレイヤー希望者は自分が一緒に遊びたいと思ったGMを選びます。これをコンベンション界隈では「卓分け」と呼ぶのですが、やり方は地域や団体ごとに異なります。予約が必要な団体では参加するゲームが当日までに決まってしまうところもあるそうですし、当日に卓分けの抽選が行われるところもあります。

卓分け

 ろーどないつを含む岡山県内のコンベンションでは現在、卓分けは参加者主体の合議制で行われます。GMによる発表が終わったあと、長机を集めて作られたテーブル(卓)ごとにGMが1人になるように移動したあと、参加者は一緒に遊びたいGMのところに移動するような形で行われます。

 希望者が多い場合は、GM主導で相談やじゃんけんが行われ、ゲームの参加者がGMの決めた人数におさまるように調整されます。このとき、初めてコンベンションに参加した人は、優先して希望した卓に入れるように配慮される場合が多いです。

GMとスタッフの関係

 地域や団体によってはGMが持ってくるシステムを事前に調整する場合もあるそうなのですが、ろーどないつではGM希望者の自由意志に任せる方式になっています。

 スタッフは、参加者が微妙に足りない卓に入ったりするなど、調整役になる場合が多いです。GM希望者が少なかった場合には、GMをやることもあります。

持ってくるTRPG

 ここでGMが持ってくるのは、16:30までに終わらせられる自信があるTRPGとなります。それ以上長い時間がかかりそうなものが持ち込まれることはほぼありません。

 岡山市内のコンベンションで過去に行われたTRPGの傾向は、筆者の個人ブログでまとめているので、気になる人は参考にしてください。

daitokaiokayama.hatenablog.com

10:30頃 ゲーム開始

 卓分けが終わると、GM主導のゲームの時間になります。筆者がGMをやる際は、10:30頃〜12:00の間でキャラクター作成や導入を行い、12:00〜13:00の間で昼食のための休憩に入り、13:00からゲームを再開することが多いです。

ルールブック

 TRPGで遊ぶ場合には、ルールブックが必要になります。しかしだいたい卓に1冊GMが持っていればOKとされているオフラインセッションの暗黙のルールがあるため、プレイヤーは手ぶらで参加できます。

 事前にGM希望者が何をやる予定なのかをSNS等で見聞きした場合は、当該ルールブックを持参すると、卓で役に立つ場合があります。というか、GMから歓迎されることが多いです。私は大歓迎です。

キャラクター作成

 コンベンションでは、TRPGのキャラクター作成はサンプルキャラクターを使用する場合が多いです。もちろん、プレイヤーがキャラクター作成を行うこともあります。

1セッションの時間

 上で書いたように、コンベンションで遊ばれるのは、だいたいキャラクター作成を含まずに3〜4時間くらいのTRPGです。それは1シナリオが3〜4時間のものかもしれないですし、同じキャラクターで2シナリオ遊ぶものかもしれないです。その辺は各GMに任せられています。

16:30 閉会式

 TRPGの時間は16:30までです。この時間を超過すると、会場の予約の都合で強制終了になります。なのでセッションがこの時間にまでに終わるように、参加者は協力しあう必要があります。

 閉会式が始まると、GMはどんなセッションが行われたのか、かいつまんで結果の発表をします。敵を弱くしすぎてしまったとか、NPCを気に入ってもらえたとか、セッションの状況が分かるような話を他の参加者に聞いてもらうようになります。

 結果の発表を行うというのは最初は不思議だったのですが、TRPGの目標は参加者全員で楽しむことです。なので、ここで堂々と結果を発表できないようなセッションはやるなという戒めなんだと思っています。

 結果の発表が終わると、今後の予定の紹介が行われます。会場に他のアナログゲーム関連イベントの関係者がいる場合は、挙手してから宣伝したりする場合もあります。

解散

 閉会式が終わると、解散です。スタッフは会場の片付けをします。

 セッションで使ったキャラクターシートは、持って帰ることができる場合が多いです。

17:00 撤収完了

 日曜日は岡山県生涯学習センターが17時に閉館するため、この時間には完全に撤収しています。

iaiacthulhuhutagun.hatenablog.com