ろど☆ろぐ

岡山のテーブルゲームサークル・ろーどないつの新しいブログ

前回のコンベンションの序文

09年11月に開催したクトゥルフ神話TRPGオンリーコンベンション

「机の上の幻想世界 ~第1章」で、来場者にパンフレットを配布させていただいていたわけですが、

あれに掲載していた序文をHPにアップするとかしないとか言ってた気がしたので、今更ですが、

ここにアップします。

まあ、くだらない上に元ネタがそこそこディープなので、もしもよく判らなかったらスルー推奨で。

↓以下、いろんな意味での駄文。




諸君 私はクトゥルフ神話が 好きだ
諸君 私はクトゥルフ神話が 好きだ
諸君 私はクトゥルフ神話が 大好きだ

アザトースが好きだ クトゥグァが好きだ ヴルトゥームが好きだ ノーデンスが好きだ
ハスターが好きだ イタカが好きだ アブホースが好きだ ツァトグァが好きだ ヨグソトスが好きだ
レン高原で ムー大陸で インスマスで ミスカトニック大学で ドリームランドで ルルイエで 狂気山脈で 壁の中で
この世界に現れる ありとあらゆる 旧支配者が 大好きだ

冷房のきいた部屋や 夕暮れの冷気に不意に触れたときに 吐き気や不快を催すさまが好きだ
冷房装置が壊れ アンモニアによる冷却があと三時間で終わると気付いたときの ムニョス博士の狼狽する様など 心が躍る

好奇心に駆られて インスマスを訪れた旅人が 忠告を無視してザドック老人に声をかけるのが好きだ
夜8時に出発するはずだったバスが故障し ギルマンハウスに宿泊するはめになったときなど 胸がすくような気持ちだった

調子にのった バルザイが 弟子のアタルを伴って ハテグ=クラの山頂を目指すのが好きだ
恐れおののくハテグの村人の忠告や 弟子のアタルの不安を 何度も何度も無視している様など 感動すら覚える

採掘の邪魔をする人間たちの脳髄を 円筒に移植していく様などは もうたまらない
好奇心に駆られた人間が エイクリーの送った資料とともに
和解を告げる 胡散臭い手紙に ほいほいと誘い出されるのも最高だ

ナイアラルトホテップを 雑多な科学知識で 健気にも論破しようと立ち上がったのを
冒涜的なフルートの単調な音色で 他の観客ごと一網打尽に狂わせた時など 絶頂すら覚える

丸々と肥ったノリス大尉を 滅茶苦茶に するのが 好きだ
自分を守るはずだった 黒すけに喉をかぶりつかれ 修道院跡が爆破され 座敷牢に閉じ込められる様は とてもとても悲しいものだ

ダゴン教団に つけ狙われて 暗殺されるのが 好きだ
クトゥルフに 追いまわされ 狂乱しながら死に物狂いに 逃げ回るのは 恐怖の極みだ

諸君 私は恐怖を 名状し難い 恐怖を 望んでいる
諸君 私につき従う 探索者諸君
君たちは 一体 何を 望んでいる?
更なる 恐怖を望むか?
深きものどもから逃げ惑う 血筋に潜む恐怖を 望むか?
緑の碑文に 方陣を隠し 時間を旅して角度を無くす 猟犬からの逃走を 望むか?

「テ・ケリリ!! テ・ケリリ!! テ・ケリリ!!」

よろしい
ならばショゴス

我々は新型の ドリルを持って 今まさに 採掘を始める 調査隊だ
だが この広い南極大陸まで 何週間もかけて やってきた 我々に
ただの調査ではもはや足りない!

大山脈を!
人跡未踏の狂気山脈を!

我らはたかだか 1人の人間 SAN値99に満たぬ 一般人に過ぎない
だが諸君らは 好奇心旺盛な 命知らずだと 私は確信している
ならば我らは 諸君と私で クトゥルフ神話の 登場人物となる

葬儀屋を安置所の 中へと閉じ込め 眠りこけている 連中を叩き起そう
足首にかみついて 引きずり下ろし 腱を噛み切り 思い出させよう
連中に恐怖の味を 思い出させてやる
連中に壁の中の ネズミの足音を 思い出させてやる
苔むした墓石の下には カーターの想像力では 思いもよらない恐怖が 潜んでいることを思い出させてやる
五合入りの密造酒の ウイスキーで インスマスの謎を聞き尽してやる

クトゥルフ神話TRPG セッションを開始せよ
ああ そんな! 窓に! 手が! 手が!



……こんなことばっかり考えてるサークルです(ぉ